Mushimeganeの日記 

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40代年収1200万円クラスの人の転職って大変だ。

こんなすごいタイトルの記事を呼んだ。

style.nikkei.com

 

 

40代のミドルクラスで1200万円の年収にこだわった転職者のお話。 

年収1200万円という条件に加えて「こだわらないでつもりつけた希望条件」が多く、

転職活動を難航させていたが、エージェントに相談することで整理され

最終的にはうまくいったという内容。

 

年齢も年収も高い人でハイクラスの方のケースであるので

やや浮世離れしている気がするが、学びがあったので、その部分をメモしておこう。

 

メモ① 譲れない希望年収と共に実は多い希望条件

文中で出てきている希望条件は具体的には、

・住宅・不動産業や生命保険・損害保険の営業、サービス業は希望しない
・IT(情報技術)業界や金融業界は専門知識がないので難しいと考えている
・管理職であっても、成果連動型の報酬制度の案件は避けたい
・年齢的に今さら現場で汗を流したくない。知恵を使って組織をまとめたい。
 経営企画や総務、人事などの管理部門でのマネジメントには自信がある

 

これが年収ミニマム1200万円という条件に掛け合わされると、

案件はかなり限られてきますよね。

 

さらに

 逆に、主体的に希望される業界や職種はあまり明確な回答はなく、「何でもできる分、これだと自信を持って旗を立てられる職種がない点が課題だと考えています」と自己分析していました。

 

何でもできてしまい、希望業界と職種が定まっていないのが課題という自己分析も

なされている状況。

 

どう考えても、企業側は採用しづらいですよね。

 

メモ② 40代転職者は自身の転職活動を振り返りは冷静

その後、転職は難航しながらもうまくいったとし、

当時を振り返った40代転職者は、

 

●転職活動の事前準備が圧倒的に不足していた。世の中は人手不足というニュースをたくさん見聞きしていたこともあり、甘く考えて見立てを誤った
●「自分に値段がある」という錯覚が大きかった。人間に値段がついているのではなく、仕事で生み出した価値が報酬を決めるだけなのだという意味が初めて腹落ちした
●転職も結局交渉ごと。落としどころを考えずに「売る側の論理」だけで行動しすぎた。「買う側の心理」に踏み込めば、もっといい選択肢が確実に存在していた
●焦りが判断を狂わせることを思い知った。冷静になれば気付く落とし穴を見つけられなかった

 

転職活動は、「事前準備」「自分の価値」「自分の売り方」「冷静さ」が大事ということ。特に「仕事で生み出した価値が報酬を決めるだけなのだという意味で

腹落ちした」という文章は印象的を受けた。

 

まとめ

タイトルにつられて、読んだ記事だったが、

年収や年齢が上がるに連れて縛りが強くなるものだとも思った。

20代・30代の転職よりも大変そう。。。

 

自分の価値とはなんだろうか。

そして、その価値が活かせる場所はどこだろうか。

新卒も転職したあとも、その都度考えるのではなく、常に考えていくのがよさそうだ。

 

会社にどんな価値を与えられているかも大事だが、同時に

自分のためになっていると感じられることが

WIN - WINなハッピーな労使関係になるので一番だと思う。

 

リアリティがあった40代年収1200万円クラスの先輩の

はじめての転職談は、とても勉強になった。

 

【了】