Mushimeganeの日記 

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中学受験生の夏休みと自由研究をアラサーが振り返る

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image from Pakutaso: モデル:ゆうき

 

 

夏休みの自由研究で”親のレベル”がわかるといった強いタイトルで、
いい自由研究をやる子は、中学入試の結果につながってくるという記事を読んでだいぶ前の受験組の感想を記す。

president.jp

 

8月も中旬になり、毎日やっていればよかったはずの夏休みの宿題を一気に処理しなくてはいけないと家中がドタバタしているのではないか。

ひょっとしたら家族総動員で子供の宿題をやっているかもしれない。

宿題をきっちりやれなかった少年時代を思い出すだけで辛い。。。w

 

親が考えなければいけないのは、子が「期限に間に合うよう、自由研究を終わらせる」ことではなく、子が「自由研究を通じて、自らが探求心を醸成していく」ように導くことだ。 

 

自由研究を通じて、自らが探究心を醸成していくこと。

小学生の時にん自分がやっていたことを振り返ると、カブトムシの観察、蟻の巣観察、稲作観察、アサガオ観察、メダカ観察やっていたなーと、思い出した。

日々の変化をおったり、毎日見ていて新しい気づきがあったりとやっていたなーと

思うのと同時に、全然気づいてなかったけど親がアシストしてくれていたなーと思う。

感謝感謝。

 

そして、

あまり大きな声では言えないが、自由研究の出来不出来は、その子どもの親の“レベル”を反映しているかもしれない。「付け焼き刃」で自由研究の教材を買い与えて、適当にやらせてしまうか。もしくは、一緒に潮干狩りや古墳巡りをして、研究のヒントを与えているか。進学塾に通う子が小学6年生なら中学受験は半年後。その入試結果で笑うことのできる親子はどちらのタイプか。それは言わずもがなである。 

 

受験成功する子 = 自ら探求できる子

ってのは夏休みの自由研究に現れる点については賛成だけど、

自由研究の誘導だけで醸成できるものではない。

 

日常で、子供の「なぜ?」だろうを導いてあげることが大事。

一気に遊び倒せる時間が夏休み。

「絶対合格するぞー」と叫びながら、受験勉強をやりきった夏の思い出もあるけれども、ほとんど記憶がない、心躍って今でも覚えているのは、海外旅行、虫採り、魚釣り、潮干狩り、BBQ、キャンプ、海、おじいちゃん家とか遊びを通して学んだものである。

 


進学校に入って、大学・社会人と歩んできた人間としては、お受験パパママに言えるのは、進学校に入ることはあくまで通過目標であることを考えると、一生を決める価値観の形成に重きを置いて、原体験をつくってあげたほうが子供のためになると思うと自分の小学生の夏休みを振り返りながら思った。

 

 【了】