やりたいことをみつけたらまずは20時間続けてみよう|スキルと時間
大学生は気づいたら時間が過ぎていったり、社会人になると自由な時間は限られてくるので時間をいかに使うかは重要になってくる。
特に、やりたいことをみつけて、時間を投資すると考えると
自分に向いているかどうかを見極めるにはどれくらいの時間が必要なのだろうか。
スキル習得の3つの段階
どれくらいの時間をかければ、どれくらい習得できるのかは、
3つの段階である。
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一流のスキル習得:10,000時間(目安:1日9~10hで3年)
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周囲に認められるスキル習得:1,000時間〜 (目安:平日2時間で2年間)
- 自分で実感するスキル習得:20時間以上(目安:平日1時間で4週間)
一流のスキル習得:10,000時間(目安:1日9~10hで3年)
1.一流のスキル取得は、プロフェッショナルと呼ばれるそうである。
スポーツ選手やアーティストなどなど。ちなみに日本の労働時間の平均は、OECDによると約1,750時間のようだ。単純計算で、5年以上働いている人は何かしらのプロフェッショナルであると呼びたいが、いかがだろうか。
またこの「10,000時間の法則」についてはフロリダ州立大学のK.アンダース・エリクソン博士が提唱し、マルコム・グラッドウェルの著書「天才! 成功する人々の法則」で有名になった概念となっている。
成功していた人は、10,000時間は最低かけている!って言われるとそうなんだろうなと思う。10,000時間かければ成功するのか?についてはわからないしかける密度にもよるなーと思いつつも確かになと思うところが強い。
周囲に認められるスキル習得:1,000時間〜 (目安:平日2時間で2年間)で
2.周囲に認められるスキル取得は、高校部活が一番イメージできる。2年間本気で部活をやればある程度の力はついているといえよう。
も小学生からはじめ、中学高校と部活やクラブチームでサッカーを続け、その後プロになる。平日2時間を2年間で1,000時間だとすると、10歳ではじめ、20歳で10,000時間に到達する。しかし、諦めずに続けている人が最後は勝つのか、10,000時間以上同士のその先にも1流の中での戦いはさらに別の次元であるだろう。
また大学の場合は、5,000時間ほどで、1と2の間に位置しており、大学設置基準の第21条によれば1単位あたり、45時間(予習・復習を含む)なので卒業124単位だとすると、約5,000時間となる。専門学校は、時間制で1年800時間以上、2年生なので1600時間となる。大学生時代こんなに勉強していなかったことにショックを受ける。。。社会人になって気づくもったいなさ。。。
自分で実感するスキル習得:20時間以上(目安:平日1時間で4週間)
次に、3.自分で実感するスキル取得は、趣味や習い事や朝活と考えるとわかりやすい。
20時間続けてみて向いているか、どうかを判断するのも面白い。
仕事以外に、20時間以上続いている趣味や習い事はあるか、まずは20時間ならやってみようと思うかものがあるかどうかの基準になりそう。
20時間は、ジョッシュ・カウフマンにのTEDで紹介されているので、
何でもいいから20時間練習してみてください。何を学習したいですか? 言語ですか? 料理でしょうか? 絵を描くことでしょうか? 何に興味がありますか? あなたをときめかせる事はなんですか? それをやってみてください。たったの20時間しかかかりません。楽しみましょう。
まずは興味を持ったら、つべこべ言わずに、20時間やってみることの大切さを教えてくれる。筋トレやら、英語学習やら、プログラミング学習やら、読書やら、
まずは、20時間以上やってみることは、
大きな決断をしようとする人にとっても有効的だと思う。
イメージで決断しないで、まずは20時間実験だと思ってやってみることを癖付けることができれば、前に進みながらも、後悔することを回避できる。
まずは20時間実験してみて、次のステップである1,000時間を目指し、仕事辞めて留学したり進学したり、仕事をしながら勉強やトレーニングしたり、必要に応じて学校に通ったり、仕事をかえたりするのも、時間と照らし合わせやっていきたいものだ。
例えば、大きな判断の前の「20時間チャレンジ」
・海外で大学進学を目指すなら、オンラインの授業をCorseraなどで受けてみる。
・語学留学に長期で行きたいなら、仕事を辞める前に体験で1週間行ってみる。
・起業するなら、仕事を辞める目に20時間で何か作ってみる。
まとめ
当たり前だが、はじめることが大事である。
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一流のスキル取得:10,000時間(目安:1日9~10hで3年)
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周囲に認められるスキル取得:1,000時間(目安:平日2時間で2年間)
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自分で実感するスキル取得:20時間以上(目安:平日1時間で4週間)
「0」→「20」→「1,000」→「10,000」
そして、目標を高く持ちすぎるとイメージでの判断が先行してしまう。
まずは、20時間を目指してやってみよう。
<了>