アラサー男の実家にはじめてのオレオレ詐欺電話がきたの状況報告。
実家にはじめてオレオレ詐欺の電話がかかってきたので状況報告。
マジでビックリしました。まさか実家にかかってくるなんて...と思いながら手口をここに記す。
状況説明(親父からのヒアリングをもとに作成)
水曜午前8:25
実家に電話なる。
「あっ、もしもし。おれ。いま大事故を起こしてしまい、病院へ行く羽目に、検査をしたら喉に膿ができて入院していて、ケータイも壊れてないから、実家に電話した」という息子っぽいやつから電話がかかってくる。
名乗らずともしゃべりつづける男を、二人いる息子の中で離れてくらす私だと解釈してしまう親父。
そりゃそうだ。
電話なんてしないし、親父がスマホ買ってからLINEをはじめてだいぶマシになったが簡単なやり取りのみだった。
声なんて電話越しだと聞こえづらいし、喉がやられてる的なことをいいやがってるので親も声がおかしいことに気を止めないだろう。
計算されているところがまじでムカつく。
朝8:25に家にいて電話を取る老人を狙い相手のでかたを伺いながら話し方を変えているのだろう。解せない。昔からクソだと思っていたがそんな奴らを野放しにしてはいけない。
さらに
「今日夏休みだったんだけど、これから警察から電話がかかってくるかもだから午前は家にいてもらえないかな?あっごめん。また連絡する。」そういって電話を切る自称オレ。
親父はたまたま休みだったので、それを素直に伝えてしまった。
ここまででも親父が本当に心配していたのだろうと本物オレと携帯で電話したときに伝わってきた。親父は息子が言うのも照れくさいがもの凄くいい人だ!
2回目の電話が30分後に鳴る。
「もしもし、オレだけど。警察から電話あった?まだないんだね。安心。病院代心配だよ。カバンもなくしてさー。お金が必要だよ。」
と徐々にお金の話になっていく。
親父がおかしいなと?マークを抱き、本当にそうなのか?というと「うるせぇなー」と声をあげていたらしい。
ここで大いなる反省ではあるのだが、うるせぇなーと本当の息子も言わなくもない点である涙
徐々に怪しくなり質問を繰り返すと
「他を当たる」と言って切ったそうだ。
その後、
親父から電話とLINEで連絡が来ていた。
9:30だ。
親父からのLINEの内容
朝から振り込め詐欺の電話が、実に○○君に背景が似ているので名前も聞かずに信じてしまいました❗徐々におカネの話しに⁉他をあたるとのこと‼
えっ、オレオレ詐欺???
私がLINEに気づいて電話したのが10:30。
電話した時に親父はまだ半信半疑だった。
本当に大丈夫?本当に○○君じゃないの?と心配していた。
結果から言うとセーフだった。
1時間の間に再度連絡があったら
ケータイなくした下りから丸め込まれたかもしれない。。。
幸いなことにLINEで家族グループに親父からメッセが連絡があり、瞬時にリアクションすることができた。
メッセに普段慣れすぎていて、たまに電話がかかってきたときに無視してしまうので電話だけだったら仕事が忙しいという理由で折り返ししないで犯罪に巻き込まれていたかもしれないと考えるとゾッとする。
とりあえずLINEに感謝。
今回の学び
1. 親とのコミュニケーションの頻度の大切さ、
これに尽きると思う。定期的に顔見せる、話す、なんでもいいから家族LINEする。
2. 具体的な話がなく抽象的な話しをしている相手にこちらから情報を与えてはならない。
A「もしもし、オレだよ。」
B「○○か?」
A「○○だよ」→やつらシメシメだよ...
3. 固定電話をやめる。
特に家族のコミュニケーションではSNSや個別IDのものならだいぶマシになるだろう。
振り込め詐欺って10年くらい前からメディアに取り上げられていてだいぶ耐性はついているはずなのに、まだ続いている。
警視庁による被害概況
詐欺集団はあの手この手を使ってやってくる。
明日は我が身です。
みなさんも気をつけてください。
今回本当に自分ごとになりました。
親が子を心配する気持ちを利用した
犯罪者がこの世から消えることを願いながら。
何かある前に家族LINEを!
そして、何かあったら警察へ!
【了】